大津市中学のいじめ自殺2 [社会]

 前回に続いて、大津市中学の「いじめ自殺」に関してだ。何故「自殺」
を未然に防げなかったのか。これについては、「担任の教諭らが見て見ぬ
ふりをしていた」とか「一緒になって笑って見ていた」などアンケート結
果がある。

 普通の人間なら気づいていたはずである。自殺の6日前の昨年10月
5日。校内のトイレで男子生徒が同級生に殴られているのを女子生徒が
目撃している。

 女子生徒からの連絡で駆け付けた担任教諭、そして担任を含め同日夜
には中学校の学年主任、生徒指導を担当する教諭ら5、6人が、緊急会
議を開いた。

 担任の報告などを基に「生徒同士のけんか」との判断に至った、結論を
出すまでの時間はわずか15分だったという。

 担任教諭が今まで放置してきた責任を「けんか」と上司に報告したこと
で、結局最悪の事態をまねいてしまった。

 当該生徒が自殺してしまったあとは、保護者の要請で2度のアンケート
を実施したが、結果を見て担任教諭と学校・教育委員会は保身・隠蔽に
走ってしまった。

 加害者を含む生徒たちに気をつかって真相を究明しないでうやむやに
してしまおうとする、こんな全く受け入れがたい現場の教育者と名のる輩、
このまま放置してはならない。


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